Mnimal Techno (ミニマルテクノ)

 - by AA

「Mnimal Techno」= ミニマルテクノ

ミニマリズム「最小限の」という意味からきており

様々な分野に使用される概念・用語・様式で、

造形芸術分野において使用されたのが始めまりといわれている

 

主に美術、芸術、政治や文学の分野に使われる用語でもあるよう。

ジャンルの確立については、当時音楽評論家として活躍していた

マイケル・ナイマンさんが、「コーネリアス・カーデュー」の作品

「the great digest」 を,評す際に、その当時は抽象絵画などを表現

する時に用いていた単語「ミニマリズム」を文中で用いて、

音楽評論で初めて「ミニマル」の概念を持ち込んだ、

これがミニマルテクノの歴史の始まりになる

 

ミニマルテクノの音楽的特徴は、様々な電子楽器を使用しますが

基本は単純なリズムがメインで、展開についても最小限のものに

とどめられ反復を基本としています。

テクノ系ミュージックは「減算方式」のイメージで作られることが多く

ミニマルテクノはそうした考えや定義?を極限まで突き詰めていった

音楽ではないかと思います

 

ミニマルテクノはそうした音楽の微細な変化を聞き取るのが目的であり

全体的な視点から見ればそれは無駄な反復ではなく、

音楽は徐々に展開していると言えるのです。

「ミニマルテクノを開発?」した最初のきっかけは、

スティーヴ・ライヒという方がテープ音楽による

パフォーマンスを試みたことに始まったとされており、

それはコピーされた2つの同じテープループを

2つの再生装置で同時に再生してみたがそのわずかの

テープの長さの違い、再生装置の回転数の微妙なズレにより、

最初はほぼ同期していた2つのテープの音声

(2つとも曲名にある単語をしゃべって録音したもの)が、

徐々にずれていった。

 

このズレによる「モアレ」効果(下記参照してください)に着目し、

単純な反復を繰り返すうちに

ズレが生じる=徐々に微細な変化を遂げていった。

 

「モアレって?」

モアレ
またはモワレ、は「干渉縞」ともいうようで、

規則正しい繰り返し模様を複数重ね合わせた時に、

それらの周期のズレにより視覚的に発生した

縞模様の事を言うようで。

モアレ自体も周期を持ち、この周期は元になる模様の

周期の組み合わせで決まる

物理学的にいうと、モアレとは二つの空間周波数の

うなり現象と言われ、様々な形態で発生する為、

モワレにもいろいろなものがあるみたいです。

参考資料・引用転載元
Surfin’ On Sinewaves

 

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ongaq:stromatolite
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